ぼんじゅーる!

今は夜ですが。宇多田ヒカルの絵本につられて買ってしまいました。「ぼくはくま」。テレビのあのまくまちゃんも大好きなのですが、絵本の方を購入。
この宇多田ヒカル作「ぼんじゅーる!くまちゃん」は、ぬりえ仕様なのですね。線だけで描かれています。好きな色を各自で塗って楽しんで下さいという感じ。テカテカの光る紙質ではなく、色鉛筆やクレヨンで描けるようになっています。
絵本の内容は、ライバルがエビフライより、幾分分かりやすいです。童話には寓話的要素も含まれることが多いのですが、さて、この絵本はどうかというと、はっきり言って分かりません。くまちゃんの「あげないよ」という言動に、リアルな母熊の頭に?マークが描かれていて、それが私には面白かったです。宇多田ヒカルの客観的見方が垣間見られて。絵の技量は、・・・結構この話には合っているかなと。ただ、くまちゃんの瞳が真ん丸ではないことに、意図的な描写を感じます。
まくまちゃんのあの大きな青い目や、大きなヌイグルミくまの丸い黒目ではなく、逆三角形の黒目。可愛いだけではないくまちゃんがそこにいます。