拡声器と地雷とパレード

*拡声器攻撃
北朝鮮が埋めた地雷に韓国兵士が重傷を負った為、韓国政府は、北朝鮮に対して拡声器で嫌がらせ。その拡声器が20キロ先まで聞こえるという喧しさ。
北朝鮮がその拡声器を砲撃したのが8月20日。互いに戦争するよという緊張感を演出(拡声器止めなければ22日17時に攻撃する)するが、何故かその前に話し合いを始める。
そして、数日後、25日の未明に何故か急に合意する。
韓国の領土内の地雷が兵士を負傷させている。北朝鮮が韓国の言うように埋めていたとしたら何ともしょぼい韓国軍ではないか。自分の陣地に敵国の地雷はあり得ない。北朝鮮にしたらとんでもない濡れ衣である。その上拡声器。止めてくれと言いたくなる。合意内容は、韓国の拡声器使用中止。北朝鮮は遺憾声明。韓国の言うように北朝鮮の地雷での負傷なら、兵士が重傷を負い、拡声器に砲撃まで受けて、遺憾のみで普通承服できるものか。韓国は戦争回避したと声高に声明。
もともと、茶番劇だと誰もが思い、それでも、もしかしたらという位のものだった。へたれ同士の南北朝鮮なのだから。
ここで、一つのシナリオが成立する。韓国側も北朝鮮側も中国のパレードが悩みの種だったこと。朴大統領はこの戦争で中国行事に参加出来ない理由にしたいという思惑があり、キム書記は韓国には出席させたくないという思惑があり、相互にとって戦争ごっこは必要だったのだ。
長期化するかと思われた24日、翌25日になったその時、中国から「悪意ある妨害のせいで軍事パレードに支障を来したら中国は座視しないだろう」という発表が・・。
それから数時間後、合意の発表。
25日韓国大統領が抗日戦勝軍事パレードに参加するという中国通信発表。宗主国中国様を怒らせたらあかん。
これでいいのではないか。韓国民の多数が参加賛成なのだから、例えこれからは中国側に立つ国だと見做されても。
当然日本の安倍首相は不参加。村山のお爺さんが出席。ぽっぽに次いで中国に土下座するかも。そのまま帰国しなくてもよし。朴大統領は10月に訪米予定だがどうするんだろう。