桜とハーグ密使事件

*さくら
オランダのハーグにある国際刑事裁判所(ICC)に日本が親睦に桜の木を植えようと働きかけたところ、韓国の外交部が戦犯の歴史洗浄を狙っている、絶対反対と言い出した。
世界遺産登録にも無関係の韓国が横からイチャモンしたが、今回も無関係なのに、日本が何か国際的にポイント高めるような行動をするとイチャモンしてくる。韓国にとって、日本は世界中から嫌われ侮蔑される存在でなければならないのだ。好意的に日本を見る国全てが韓国人には許し難い。
韓国と桜は日本帝国と関係はある。何もない山に植林し、公園には桜を植えたりしたから。韓国の桜は王桜だがソメイヨシノの起源を唱えている。残念ながらそのソメイヨシノは日本が植えたもの。だから、近年までは帝国残滓と言って桜(元からあった王桜まで)を抜去していた。ところが、日本の桜が外国で有名になったものだから起源を主張して何故か植えているという。王桜ではなくソメイヨシノを植えるという愚かさ。韓国人には桜の種類など意に関せずということ。ソメイヨシノが自然に生えるものではないのに。
韓国に桜を日本人が植えたのは望郷の思いがあったから。憎き桜を抜去するのは理解できる(桜から連想する憎しみという意味であって抜去までする意味は不可解だが)が、起源の主張は本当に理解し難い。ただ日本の桜が称賛されるのが腹立つのだろう。日本への称賛は韓国が受けるものだという(日本が韓国の文化を全て奪ったのだから)韓国なりの考え。茶道、剣道、着物等々日本が世界から評価される文化はすべて韓国が起源となる。ポットで茶道をするとしてもだ。
*ハーグ
オランダのハーグと聞いて思い出したのが、ハーグ密使事件(1905)。以前高宗がオランダに云々ということを書いたが、まさにこの事件。日本が大韓帝国と第二次日韓協約を結び、韓国の外交権を日本が代表するという内容に高宗が異論を唱えて、ハーグ万国平和会議に密使3人を送ったというもの。協約には高宗もそれなりに関わったが外相同士で約定。自分は認めないという後からの難癖。会議に参加していた列強国は高宗の密使を拒否、日本はこの行為を重く捉え、当時の首相伊藤博文はすぐに第三次日韓協約をし、内政権も日本が干渉することになった。韓国は日本の韓国併合を無効と訴えるが、この協約も無効と訴えている。強制的に受け入れさせたものだからと言うのが理由。だが、多くの研究者は、国際法での強制されたから不法というのは第一次世界大戦以降から、文明国間のみに適用されると論じている。しかも、日本はポーツマス条約(1905)で韓国での優越権を認められている。
厭なら日本に抵抗すればよい。独立戦争をした他の国の様に反乱すればよい。棚からぼた餅の独立と揶揄されるのが厭なら歴史に残るような独立戦争をすればよかったのだ。約束しても反故に出来るという考えが詐欺の件数が世界一位の国にしている。今も昔も約束を大事にしない国、それが韓国。否、北朝鮮もだから朝鮮民族の国だ。朝鮮民族との外交にはこれ位の予備知識は最低限あって然るべきなのだが生憎日本外務省は過去の歴史もデータも疎いから困る。