返却された仏像

*返却された仏像
一週間前対馬の神社に韓国から盗まれていた仏像が戻ったというニュース。
重文指定が1974年。当時既に指の欠損があったが、今回戻った時点で新たな右手中指先端の欠損があったという。
仏像を盗むことが目的で、保存など出来ない韓国が何故返却したのか。他の盗まれた仏像の安否が懸念される。韓国の国宝の保存状況・・テープや接着剤での修復・・を見れば、大きな欠損が無かったと喜ぶべきなのか。
韓国の仏像は、李氏朝鮮時代に排仏毀釈を受け殆ど壊され日本に逃れたものが現存している。日本の明治時代も排仏毀釈、城郭打ちこわし等時代の意に沿わないものが壊された。今では、白鷺城など国宝として修繕されているが、多くの城が壊された。残された名古屋城なども昭和の空襲で燃えてしまい、江戸時代のままの城は数箇所しかない。明治の排仏毀釈は寺を神社のようにして難を逃れたところもある。豊川稲荷はその一例。対馬の神社に仏像があるのもその関連かも。
ともかく、日本に逃れた韓国の文化財を返せと喧しいが、返却しても保存出来るのか甚だ疑わしい。野田政権時韓国に渡した韓国の歴史書も今はどうなっているのか不明なのだから。
日本が韓国の文化を奪った、壊したと主張したいだけなのだ。中国人は、中国の文化が日本に残っているのを見て、過去の中国を誇らしいと思うと同時に何故自国に残せなかったのか残念だと思うらしい。だが、韓国人は日本が奪ったのだから返せという。何百年もの間維持してきた日本を全く考慮しないし、その期間の自国の状況を顧みることもしない。
伝来した文化を日本は日本流に残してきた。現在日本にある文化財は日本のものであり、一切韓国に渡す必要はない。むしろ、盗まれた仏像や写経本を返却するよう今後も要求していくことである。